木造住宅の耐用年数

寿命を延ばす秘訣

どうすれば木造住宅の寿命を長くすることができるのでしょうか。

自分が住む家ですし可能な限り長持ちさせたいと家主は願っているでしょうが、 ではどうすれば寿命3桁年数を実現させることができるのでしょうか。 これはもうメンテナンスを怠らない、ということに尽きるのですが、なにも大きな 改修や補修を数年ごとにやりましょうというのではありません。 メンテナンスと書くと大変そうに感じるかもしれませんが、普段のお掃除だって その中には含まれているのです。 頻繁に家中をお掃除すればなにか異常があったら早期発見できますし、その分 速やかな対策をすることができるわけなのです。 ありえない場所にシミが見つかったらどこからか水が浸入していると判断する ことになり、気付かなければ腐食してしまったかもしれない危険を避けることが できるので寿命を縮めなくて済む結果となります。 水漏れを起さない住宅はなく、鉄筋でも木造でも水まわりの部分は常に注意して おくのが望ましいのですが、お掃除をしない人だとなかなか気が回らなくてつい 見落としてしまい深刻な状況になるまで気が付かないのです。 そのために大規模なリフォームの必要が生まれたり、場合によっては建て替えを 検討せざるを得ない事態にまで発展することも珍しくありません。 キッチンやお風呂場のリフォームだけで済めばいいのですが、土台部分まで腐食 していると並大抵のリフォームでは解決できません。 そこまでの費用をかけるのならいっそ建て替えてしまったほうがいいんじゃないか、 見積りを出されてそう悩む人もよくいるようです。 そうしたアクシデントにより住宅の寿命を短縮させないためにも、点検を兼ねた お掃除はわりかし重要になってきます。 木造の建造物だと水まわりだけではなく、雨漏りが原因で壁や天井付近にシミが 発生することも考えられます。 これも放置しておくとその部分の腐食が進行しますので、壁際のお掃除や天井裏 の清掃も定期的に行うといいでしょう。 雨降りの日に天井から水滴がポタポタと落ちてくるような分かりやすいサインが あれば屋根裏部屋のお掃除をしなくても雨漏りしていると認識可能ですが、そう 上手くはいかないので住人が雨漏りしていないかまめにチェックしましょう。 住居内だけではなく外壁の点検もお庭のお掃除のついでに行うのがベターです。 壁に穴があいている、なんて酷いことはなくても、塗装がはがれてきていたり 地面が陥没しているようなら早めに対策をとることが住宅の寿命を延命させること に繋がるので、100年住むつもりならたまには家の周りをグルリと一周して 不具合が生じていないかチェックするといいでしょう。 清潔でいい状態を保つように心掛けていればそれだけで住宅の寿命は長くなる、 というよりもそうしなければ寿命が縮むと考えればいいでしょうか。 またそうすることで一層住処を愛する心も育まれますし、より大切に使用する ようになるので1人で管理するよりも住民みんなが力を合わせて、なんなら当番 をローテーションを組んで行うようにしてもいいかもしれません。 今週は住民Aが外壁周囲のチェックをしたら来週は住民Bが、再来週は住民Cが といった感じで決めておけば、みんながその建物の健康を意識するようになりますし 各々の負担も少なくすませられます。 このように清掃を兼ねた点検を定期的にすることで、木造住宅の寿命が短くなる ことを防止すれば鉄筋住宅以上に永く暮らすことが可能となります。 難しいことは考えずにきれいな状態を保つ、美観を損なわないように注意する、 それだけでも充分お手入れとしては合格なのです。 たまには専門家に点検してもらうのもいいでしょうが、特別な事態でも発生しない 限りは住民がするお手入れだけで事足りますし、そう難しいことはありません。